スイングアームオーバーホール

スイングアームも長年の疲労でオーバーボールが必要です。そのままグリスアップしただけではガタが出ます。少なからず消耗部分は交換しておきたいですね。今回の交換部品はピボットブッシュ。スイングアームの動きによって減っています。

ピボット部分に取り付けてあるブッシュをマイナスドライバを当てて割って外します。素材が何なのか分かりませんが、叩かれる事に弱く簡単に割れます。サクッと割って削除します。

取り除くとこんな感じ!中に錆も有るので可能な限り綺麗にしておきます。

センターカラーは錆取りを行い再使用します。純正品は既に廃盤

ブッシュをスイングアームに圧入します。ハンマーで叩いて入れようとすると割れます!

圧入が完了するとこんな感じで納まります。こんなブッシュが50年間も割れずに良く持つものと感心しますね。

車体に取り付けて完成です。あまり目立たない部分ですが、レストアではシッカリとメンテナンスしておきたい部分です。